イナバ物置がおすすめの理由について【イナバ物置・ガレージ 商品情報・知識】

イナバ物置・ガレージを購入する際の「イナバ物置がおすすめの理由」について

俵木
物置のおすすめというと、やはりイナバ物置も候補にあがってくるかと思うのですが、インターネットでも様々な評判があり、皆さん購入の際の判断材料の一つとしているようですね。

小川
そうですね。もちろん様々な評判はあるかと思いますが、そういったことを踏まえて「イナバ物置代理店である当社が考える、イナバ物置がおすすめの理由」を紹介したいと思います。今回は、主に一般家庭向けにスタンダードな中型物置についての内容になります。

おすすめ理由その1~堅牢性~

イナバ物置と言えば「100人乗っても大丈夫!」のキャッチフレーズで有名かと思います。
実際に100人乗っているのは自動車用のガレージでとても頑丈なのですが、物置もとても頑丈なものになっています。

俵木
よく聞く意見の中に「壁の厚みが違う」とあります。
小川
そうですね。では、実際どのくらい違うのでしょうか?
イナバ物置の中型物置「ネクスタ」とその他主要メーカーの同タイプの中型物置を比較してみたいと思います。

小川
こちらは物置の三大メーカーと言われるメーカーが、それぞれ公開している外形図になります。その中で、赤い枠線で囲った部分には各部材の仕様として、鉄板の厚みが記載してあります。
小川
赤い枠線で囲った部分を拡大して見てみましょう。
小川
壁の部分に注目してみると、イナバ物置が0.6mmで一番板が厚くなっています。「たかが0.1mmの違い?」と思うかもしれませんが、0.1mmの違いでも実際に触ってみると、はっきり分かるくらい違います。
構造上の違いにはなりますが、イナバ物置には間柱あるいは中間柱(四隅の大きな柱の間に入る小さい柱)がありません。厚みのある壁を取り付けることで、そういった小さな柱を入れなくても支えられるような丈夫な構造になっています。それにより、オプションの取付位置の制限が少ないことも他メーカーより優れた点です。
俵木
ここで、さらに注目してもらいたいのが「根太(床補強)」です。

根太(床補強)は完成品では見えない部分になりますが、床を支える大事な部材になります。
では、各メーカーの根太の仕様を見てみましょう。

俵木
Y社と同様にイナバ物置が1.2mmで最も厚くなっています。使用状況や設置場所にもよりますが、物置は使用していると下側から徐々にサビが出てくることが多いです。長期間使用できるようにそういった見えない部分、大事な部分に配慮がされています。

※掲載している図面は2019年11月26日現在のものを参照。

おすすめ理由その2~しっかりとした塗装~

鋼鉄(スチール)製物置と言えばサビは付きものですが、サビを防ぎ長期間使用できるように、イナバ物置は塗装にも力を入れています。

俵木
やはり購入される方はできるだけ長期間使用したいと思っているはずです。
小川
そうですね。それではここで意外と注目されない塗装について紹介したいと思います。
鋼鉄(スチール)製物置は鉄板むき出しそのままではサビてしまうので、通常塗装を施します。イナバ物置は塗装をする際に部材を形成・溶接後に塗装を施しています。そうすることによって鉄板の端まで塗装がされるので、端からのサビに強くなります。

俵木
組立作業をする際も鉄板の端がむき出しだと触る時に危険ですが、塗装されているのでよりケガをしにくく、安全に配慮されています。特にインターネットで購入された方は自分で組み立てをする方も多いので、そういった点でもおすすめのポイントです。

おすすめ理由その3~使う人や施工者に対する安全配慮~

イナバ物置はバラバラの部材の状態で工場から出荷され、現地で組み立てをしてから使用できるようになります。
その際、組立をする施工者や日常的に使用する方の安全のために細かい配慮がされています。

小川
組立をする時・使用する時、当然手で触れることになりますが、手で触れる部分は折り返しを設けて鋼板の切断面で手を傷めないように作られています。

おすすめ理由その2~しっかりとした塗装~でも触れましたが、鋼板を折り返した上で塗装がされているためより安全に配慮されたものになっています。
展示品などで触れる機会があったらぜひ注目してみて下さい。

俵木
さらに、施工者に対する配慮としては一人でも組立作業が楽にできるようになっています。
組立業者からはイナバ物置の施工性(組み立てやすさ)が好評との意見も聞きますし、実際に私たちも施工性に優れていると感じます。

例をあげると、骨組みを組み立てる際、四隅の柱を建ててから鴨居という部材を取り付けるのですが、その鴨居を取り付ける時に引っ掛けのベロが出ているので相手の人がいなくても、柱に引っ掛けてから手を離してボルトを締め付けることができます。

他にも「ネジが一種類しかない」「間違えやすい細かな部品が少ない」「組立説明書が見やすい」など、これらもやはり、自分で設置までされる購入者の方におすすめしたい理由です。もちろん組立作業の際は安全に気を付けて、一人での作業が難しい場合は無理せずに複数人で行ってください。

配送時の配慮

さらには、配送業者向けの配慮として、梱包もしっかりとしています。
梱包がしっかりとしていることで、お客様のもとへ配達する際にできる限りキズ等が入らないように配慮されています。

小川
稲葉製作所では工場から販売店へ出荷する際に、部材ごとの強度も考えて配送業者へ積み込みの指導を行っています。
当社では専門業者として、メーカーと同じように部材ごとの強度を考えて積み込み方に注意を払っています。
当社からご購入の際は、納品のみのご注文でも安心してお任せください。

おすすめ理由その4~扉の仕様~

イナバ物置の扉は下部戸車(下部レール)式を採用してます。他メーカーで吊り下げ式を採用しているところもありますが、
下部戸車式のならではのメリットもあります。

俵木
この下部戸車式はデメリットと評価されてしまうこともありますね。
小川
そうですね、もちろんそういった意見もあるかと思います。
メリットとしては、下部戸車式は一般的な扉の仕様と同じ事です。
例えば、何かのひょうしに扉が外れてしまった時、扉を外さなければいけない状態になった時、メンテナンス・修理の時、扉の脱着が簡単にできます。
俵木
扉としてシンプルな構造をしている事もメリットです。戸車が破損してしまっても簡単に交換ができます。

また、引き込み式二枚扉のタイプは現地で左右の開き方を逆にすることができるのですが、その際もスライダーと戸車を交換することで簡単に逆仕様にできます。

まとめ

以上、「イナバ物置代理店である当社が考える、イナバ物置がおすすめの理由」を紹介しました。
完成品を使用する方へのおすすめ理由もありますが、最近ではインターネットで購入し、自分で組立作業をされる方もいらっしゃるので、そういった点も踏まえておすすめ理由を挙げてみました。

小川
今回紹介した中型物置ですが、イナバ物置では「ネクスタ(NXN)」シリーズという物置になります。
街中でも至る所に設置されている、スタンダードで人気の機種になっています。
物置を購入する際は、ぜひイナバ物置を検討してみて下さい。
「ネクスタ」(NXN)シリーズは2021年9月末に販売終了となり、後継機種の「フォルタ」(FS)シリーズになりました。

↓↓↓「フォルタ」(FS)シリーズについては、こちらをご参照下さい。↓↓↓

新しくなったイナバ物置「フォルタ」【イナバ物置・ガレージ 商品情報・知識】

2022年4月12日
俵木
当社が行った、フォルタの組立事例もご覧下さい。

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