目的別収納-除雪機編【イナバ物置ガレージ 商品情報・知識】

小川
除雪機を所有している方、これから購入を考えている方、除雪機を保管する場所に困っていませんか?
俵木
当社は新潟県上越市に所在地があり冬期は雪深い地域です。そのため地元のお客様からは「除雪機を収納したい」という要望を多くいただきます。
小川
そんな方のために、今回は「目的別収納-除雪機編」と題して、除雪機を収納する物置、ガレージについてご説明していきます。
※当社はイナバ物置代理店なので、イナバ製品を前提にご説明します。

除雪機のサイズと収納方法を確認

小川
まずは、所有している除雪機、もしくは購入を考えている除雪機の大きさを確認してください。

除雪機のサイズについて

小型のものから大型まで、メーカーによって差があると思いますが、大まかには下記のようなサイズになっているようです。
小型除雪機(全幅約60~75cm×全長約140~150cm×全高約110cm)
中型除雪機(全幅約80~95cm×全長約160~180cm×全高約140cm)
大型除雪機(全幅約110~130cm×全長約190~250cm×全高約190~240cm)


※上記は目安です。現物のサイズをご確認ください。

収納方法について

小川
次に除雪機の収納方法を確認しましょう。
❶除雪機単体で収納
除雪機を単体で収納する場合は、基本的には操作しながら収納することになります。安全のためにも除雪機の大きさに加えて、操作するのに十分なスぺースを確保したサイズを選びましょう。
目安としては操作する人の場所として40~60cmほどのスペースがあると良いです。
❷除雪機の他にも色々なものを収納
除雪機の他にも色々なものを収納したい場合、①の除雪機を操作して収納するのに十分なスぺース、に加えてさらに色々なものを収納するスペースが必要になります。
十分に余裕を持ったサイズを選びましょう。
サイズ選びの注意点
収納する際に除雪機のサイズもそうですが、収納する物置やガレージの開口寸法を確認してください。
開口寸法が狭いと出し入れが難しくなります。
カタログに開口寸法の記載があるので参考にしてください。
物置には標準の高さである「スタンダードタイプ」と背の高い「ハイルーフタイプ」がありますが、操作しながらの出し入れを考慮しハイルーフタイプをおすすめしています。

除雪機サイズごとのおすすめシリーズとサイズ

小川
サイズや収納方法を確認したら収納する物置・ガレージを選んでみましょう。
除雪機のサイズごとにおすすめのシリーズとサイズをご紹介します。

小型除雪機の収納におすすめ
・「フォルタ」
小型~中型除雪機の収納におすすめ
・「フォルタウィズ」「ドマール」「バイク保管庫」
大型除雪機の収納におすすめ
・「バイク保管庫」「ガレーディア」

小型除雪機の収納におすすめ

「フォルタ」

小川
フォルタはイナバ物置のスタンダードシリーズです。一番人気で、よく購入されるのもこちらのシリーズ。サイズラインナップも豊富です。
おすすめサイズ
目安として、開口寸法幅:100cm以上、間口幅:200cm以上、奥行:260cm以上、がおすすめ。

おすすめに該当するサイズは「FS-2226H」です。
開口寸法幅が約120cm、奥行内寸については付属している棚板幅を除いて約200cmあるため、小型除雪機であれば操作しながらでも入れやすく、除雪機以外にも色々なものを収納するスペースがあります。
ただし、フォルタは床付タイプのため除雪機の収納にはスロープが必要となります。

このサイズから間口幅や奥行を大きくすることで、さらに余裕をもって収納できます。
一回り小さい「FS-1822H」でも除雪機によっては収納可能かと思いますが、開口寸法や奥行内寸も小さくなり、除雪機の収納としてはおすすめしません。

小型~中型除雪機の収納におすすめ

「フォルタウィズ」

小川
フォルタウィズはフォルタの派生機種で、駐輪場などに使える開放スペースが物置に併設されています。
開放スペースは段差が無いので自転車やバイクそして除雪機の出し入れが楽にできます。
除雪機は開放スペースに収納し、除雪機以外のものは物置に収納、といった使い方ができます。
おすすめサイズ
目安として、開放スペースの間口幅:140cm以上、奥行:220cm以上、がおすすめ

おすすめに該当するサイズは「FW-1822+15KH」です。
開放スペースについては間口幅が一番小さいもので約140cmなので、いずれのサイズでも小型~中型除雪機を収納することが可能です。
奥行は180cmと220cmの2サイズがありますが、除雪機を操作しながら収納することを考えると220cmのものをおすすめします。

このサイズから物置と開放スペースそれぞれの間口幅を大きくすれば、さらに収納力が上がります。
物置側に小型除雪機であれば収納することも可能ですが、内部寸法に余裕がないためおすすめしません。
今回物置側の間口幅は一番小さいものをおすすめしましたが、設置場所に余裕がある場合は大きいサイズを検討してみてください。

「ドマール」

小川

ドマールは開口部がシャッター式なので、収納物の出し入れがしやすく、自転車、バイク、そして除雪機の収納におすすめです。
土間タイプと床付きタイプがあり、設置場所や予算に応じて選ぶことができます。

土間タイプは、床面を土間コンクリート仕上げにするため段差がなく、入出庫が楽です。
床付タイプは、ブロックの上に本体を建てられるので、本体以外の費用が最小限で済みます。

おすすめサイズ
目安として、間口幅、奥行共に260cm以上、がおすすめ。
土間タイプと床付タイプについて、除雪機の収納なら土間タイプがおすすめ。

おすすめに該当するサイズは「FF-2626HD」です。
全面開口で開口寸法幅が約230cmあり、奥行260cmのサイズであれば中型除雪機でも操作しながら収納するのに十分な余裕があります。

おすすめサイズの床付タイプは「FF-2626HY」となります。
こちらは除雪機の大きさによっては収納可能かと思いますが、床付タイプには標準で棚板が付属しているため、収納がギリギリとなってしまうかもしれません。
また、床付タイプのため除雪機の収納にはスロープが必要となります。

「バイク保管庫」

小川
「ドマール」同様シャッター式の全面開口が特徴のバイクガレージです。
その名称の通りバイクの収納に適したタイプですがその用途は多岐にわたり、倉庫として様々な物を収納したり、耕運機・スノーモービル・ジェットスキーなどを収納することもできます。
そして、降雪地域では除雪機の収納にも人気でおすすめ。
バイクが収納しやすい縦長形状が除雪機の収納にも適しています。
こちらも「ドマール」と同様に土間タイプと床付タイプがあります。
おすすめサイズ
土間タイプと床付タイプでサイズラインナップが異なりますが、間口幅:150cm以上、奥行:260cm以上、がおすすめ。
土間タイプと床付タイプについて、土間タイプがおすすめですが、費用押さえて設置でき、滑りにくい突起加工が施されているため床付タイプもおすすめです。
ただし、スロープが必要となります。

おすすめに該当する土間タイプのサイズは「FM-1526HD」です。
開口寸法幅が約120cm、奥行内寸については約240cmと中型除雪機がちょうどよく収納できる大きさです。

おすすめに該当する床付タイプのサイズは「FM-1826HY」です。
開口寸法幅が約150cm、奥行内寸については約250cmと、こちらも中型除雪機がちょうどよく収納できる大きさです。

上記のおすすめサイズから間口幅や奥行を大きくすることで、さらに余裕をもって収納できます。
小型除雪機であれば大きさによって、一回り間口幅や奥行幅を小さくしても収納可能です。

大型除雪機の収納におすすめ

「バイク保管庫」

「バイク保管庫」は小型~中型除雪機の収納でもおすすめしましたが、除雪機のサイズによっては大型除雪機の収納も可能です。

おすすめサイズ
大型除雪機は全高や重量もあるため土間タイプがおすすめ。
目安として、間口幅:220cm以上、奥行:300cm、がおすすめ。

おすすめに該当するサイズは「FM-2230HD」です。
間口幅は十分にありますが、除雪機のサイズによっては開口寸法の高さと奥行の大きさがギリギリになってしまうかもしれません。
このサイズから間口幅を大きくするとさらに余裕をもって収納できます。

「ガレーディア」

小川
ガレーディアは車庫として使用できるスタンダードタイプのガレージです。
サイズラインナップが豊富で、バイクや軽自動車、普通車、トラックまで様々なものが収納可能です。
そのため、除雪機の収納にもおすすめです。
おすすめサイズ
除雪機単体の収納であればサイズラインナップの中で最も小さいサイズがおすすめ。

おすすめに該当するサイズは「GRN-2142H」です。

奥行を一段階大きくした「GRN-2147H」ならさらに余裕をもって収納できます。

大型除雪機を収納する際に高さが足りない場合は「GRN-2657J」をおすすめします。
この間口幅と奥行きのサイズから最大高さのジャンボサイズを選ぶことができ、開口寸法の高さも約240cmと最大になります。

また、自動車が2台収納できる2連棟サイズを使用して、自動車と除雪機を合わせて収納することも可能です。
使い勝手に合わせてご検討ください。

ガレージ注文から完成までの工期について【イナバ物置・ガレージ 商品情報・知識】

2021年3月8日

実例紹介

小川
実際に物置の中に除雪機を収納する動画をご用意したのでサイズ選びの参考にしてみてください。
俵木
今回は「バイク保管庫 FM-2230HY(豪雪型)床付タイプ」(外形最大寸法 幅232×奥行323×高さ238.5cm)の中に、全幅92×全長169×全高134cmの中型程度の除雪機を収納します。収納の際にはオプションのバイク用スロープ(幅60×奥行65×高さ15cm)を2つ使用しています。

除雪機収納におすすめのオプション

床付の物置に除雪機を収納する際には持ち上げて収納するのが大変なため、オプションのスロープをおすすめします。
除雪機は横幅と重量があるため「バイク用スロープ」を連結して使用することで使いやすくなります。

また、使用した除雪機をすぐに収納すると、外気との寒暖差で激しく結露する可能性もあるります。
気になる方は結露の発生を抑える「結露軽減材付屋根」や「通気パネル」「小窓パネル」「フード付20cm換気扇取付け用パネル(換気扇は市販品を使用)」といった、換気が可能なオプションパネルもおすすめです。

まとめ

小川
以上、「目的別収納-除雪機編」と題してご説明してきました。
・除雪機のサイズと収納方法
・除雪機のサイズごとのおすすめシリーズとサイズ
というポイントに注目し、スタンダード物置シリーズ「フォルタ」、除雪機の収納に最適な開放スペースが併設された「フォルタウィズ」、全面開口のシャッター式物置で除雪機の収納にうってつけな「ドマール」「バイク保管庫」、そしてスタンダードガレージシリーズ「ガレーディア」をご紹介しました。
除雪機の収納は積雪地域では非常に多くの要望があり、今回紹介したシリーズ・サイズも人気のものとなっています。物置を購入する際の参考にして下さい。

※カタログ内容や金額に関する記載がある場合、全て記事作成時点のものを参考としています。

物置・ガレージ販売対応エリア
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